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TOEICテストでスコアが上がらない人の5つの特徴(後篇)

2015.07.01

保呂田友里

それなりに努力をしているはずなのにTOEICスコアが一向に上がらない……そんな人に共通する5つの特徴があります。前篇では、以下2つの特徴をお話ししました。

【特徴1】1冊の問題集をきっちり解ききらないまま、いろんな問題集に手を出してしまう人!

【特徴2】正解・不正解に一喜一憂してしまう人!

後篇では、残り3つの特徴をお話しします。

【特徴3】自分の弱点を知らない人!
スコアが思うように上がらないと嘆いていらっしゃる人の多くは、自分のスコアを直視したくないのではないでしょうか?その結果、自分がどの問題をどのくらい間違えたか?をきちんと把握できていません。これが3つ目の特徴です。
実はこのことは、あなたにとんでもなく「非効率」で「無駄な」勉強をさせてしまうことになるのです。
なぜなら、同じスコアでも「全体的にまんべんなく間違えた」「文法・語彙問題をとにかく偏って間違えた」など、その内訳はさまざまです。それを知らないまま、どのパートにも同じだけの時間と労力を投下してしまったらどうでしょう?……無駄そのものです!
弱点はあなたの“スコアの伸び白”です。まずは自分の弱点を知り、そこを重点的に強化すれば大幅スコアアップも夢ではありません!
自分の弱点を知るためには、結果通知上の「アビリティーズ・メジャード」(グラフ・%)を利用しましょう。

【特徴4】完璧主義な人!
「1問たりとも落としたくない」「わからない問題があったら考え込んでしまう」――これも勉強しているはずなのにスコアがなかなか上がらない、という人の特徴です。
もちろん、完璧主義が功を奏すことはたくさんあります。
しかし、「TOEICで結果を出す」目的においては、完璧主義の概念は捨ててください。「全問正解すること」が目的ではなく、「スコアアップすること」が目的だからです。
TOEICは、どの問題を解いても原則同じ配点です。だったら、わからない問題は潔く諦め、自分が解ける問題を一問でも多く解く方が得策なのです。これは決して“妥協”ではありません、“戦略”です。
特に語彙問題など、考えてもわからない問題があれば、勘でマークして5秒以内に次の問題に移りましょう。勘でも当たればスコアがつきますのでマークはお忘れなく!

【特徴5】今の勉強法で結果が出ていないのに、自分のやり方に固執し続けている人!
最後に、スコアの上がらない人が自分では気付きにくい特徴です。
それは、今の勉強法で現状結果が出ていないのに、実際に結果を出している人のアドバイスを聞いてもそれを中途半端にしか実施せず、自分のやり方を続けてしまうこと、です。
もしあなたが今、一生懸命勉強しているのに結果が出ないというのであれば、その方法を繰り返している限りは同じ結果が続きます。だって、今のやり方が正しいのなら、とっくにスコアアップできているはずではないですか?

「結果の出ていない現状の勉強法は捨て、良いと言われる勉強法を忠実に実行すること」これが、結果を出すための近道です。

以上が「TOEICテストでスコアが上がらない人の5つの特徴」です。あなたは“スコアの上がらない人”になってしまっていませんか?


【筆者プロフィール】
保呂田友里(ホロタユリ)
慶応義塾大学商学部卒業 慶応義塾大学大学院商学研究科卒業。現在、元ライブドア社長 平松庚三のビジネスパートナーとしてGlobal instaBizをサポートする傍ら、「YURI式・“TOEIC力”と“英会話力”同時アップ法」で雑誌記事連載(光文社「女性自身」、企業内イントラネットなど)、講演会登壇、企業内研修などを行っている。
Official FaceBook:https://www.facebook.com/yurihorota
Official Twitter:https://twitter.com/YuriHorota


【監修】
濵崎潤之輔
大学・企業研修講師、書籍編集者
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
明海大学や獨協大学、ファーストリテイリングや楽天銀行、SCSK、エーザイなどの企業でTOEICテスト対策研修講師を務める。
これまでにTOEIC990点(満点)を30回以上取得。TOEICテスト対策合宿・セミナーなども開催。著書に、『TOEICテスト一発逆転 600点!』(KADOKAWA 中経出版)、『とにかく600点突破! TOEIC TEST 大特訓』(ベレ出版)、『新TOEICテスト990点攻略』(旺文社)、『このTOEICテスト本がすごい!』(中経出版)、共著書に『新TOEICテスト全力特急絶対ハイスコア』、『新TOEICテストドリーム特急全パート実戦対策』(朝日新聞出版)、『大学生のためのTOEICテスト入門』(コスモピア)、監修に『TOEICテスト実力養成600問』(語研)、『TOEICテスト英文法プラチナ講義』、『イラスト&ストーリーで忘れない TOEICテストボキャブラリープラチナ5000』」(ジャパンタイムズ)がある。

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