【連載コラム】
日本語を“構造”で把握すれば、英語はマスターできる!-2/3-
2011.09.20
この記事は「日本語を“構造”で把握すれば、英語はマスターできる!-1/3-」の続きです。
〔3 Way Systemの一覧〕英語・日本語比較 を以下からプリントアウトしてお手元に置いてください。
〔3 Way System〕の用語や内容に関しては、このコラムでは簡潔に解説します。
皆さんに今回ぜひ知っていただきたいことは、英語も日本語もすべての言語は〔3 Way System〕で構成されていて、したがってこの〔3 Way System〕を仲介役にすると、すべての言語は"外国語"ではなく"言語仲間"になるということです。
この発想の転換ができると英語習得はグンと身近なものになり、「英語」=「日本人が苦手なもの」というイメージは一掃されます。
〔3 Way System〕の解説に入る前に一点お話ししたいのですが、この〔3 Way System〕は私自身が15年ほど前に発見したものですが、その後、50年程前にアメリカの言語学者であるノーム・チョムスキーが〔Universal Grammar〕・〔普遍文法〕として発表したものとほぼ同じ理論であることが判明しました。
したがって〔3 Way System〕の理論は私のオリジナルではありません。
しかしその先の〔3 Way System〕で英語を習得するトレーニング法などはすべて私のオリジナルです。この点をあらかじめご了承下さい。
それでは〔3 Way Systemの一覧〕英語・日本語比較を見てください。
すべての言語は
赤:〔M5〕(メインファイブ):基本5文型
緑:〔AD〕:副詞修飾語句
青:〔FA〕:形容詞修飾語句
で構成されています。これを「原理」(ノーム・チョムスキー命名)と呼びます。
しかし、〔M5〕〔AD〕〔FA〕の文中の語順はそれぞれの言語で異なります。この語順の違いを「パラメータ」(ノーム・チョムスキー命名)と呼びます。
この「原理」と「パラメータ」を〔3 Way Systemの一覧〕英語・日本語比較 でじっくり確認してください。
この"確認作業"がとても大切です。なぜなら、この確認作業によってあなたが「〔3 Way System〕は使えそうだ」と思うのか、「大した発見ではない」と思うのかで、今後のあなたの英語人生が大きく変わるかもしれないからです。
「〔3 Way System〕は使えそうだ」と思った方はぜひこの先を読み進んでください。
「大した発見ではない」あるいは「何の価値もない」と思った方も、もう一度ぜひ〔3 Way Systemの一覧〕英語・日本語比較 をご覧になって、特に日本語に注目して「原理」と「パラメータ」を確認して下さい。
それでも判断が同じであれば、これ以上読み進めることは時間の無駄ですので、ここでお別れしましょう。
先に申し上げたように、今回のコラムでは〔3 Way System〕の用語や内容に関する詳細な解説は行いませんが、何点か、疑問にお答えする形で、簡単な解説をします。
第1に、これはもっとも良くある質問の1つですが、日本語も英語と同じ〔M5〕に分類されるのかということです。
実は日本語も〔M5〕に分類できるんです。
日本語の文型に関しては、その文型に対する考え方も含め諸説あるようですが、そのことを考えるのをやめて、逆転の発想で、〔M5〕に当てはめて言えない日本語の基本形があるのか、と調べた結果、それは"ない"ということがわかり、日本語も〔M5〕に分類してしまえば良いという結論に至ったのです。
(皆さんもぜひ調べてみてください。)
もう1つ、英語も日本語も〔3 Way System〕で構成されているのであれば、なぜ日本人は、こんなに英語が苦手なのかという疑問です。
この答は、ここまで読み進んできた皆さんはおわかりですね!そうそれは、英語の"構造支配"と日本語の"てにをは支配"が原因です。
英語は"構造支配"ですから、構造文法である〔3 Way System〕にとても忠実な言語です。
それに対して日本語は"てにをは支配"なので、〔3 Way System〕がその根底にはあっても、どのような語順でも意味が通じてしまい、〔3 Way System〕が眠っている状態になっているのです。
そこで、この眠っている日本人の〔3 Way System〕をしっかり覚醒させ、それを英語習得に効率的に活用するトレーニングが〔3 Way System Training〕です。
このトレーニングの一例を次回、日本語を“構造”で把握すれば、英語はマスターできる!-3/3-、最終回でお伝えします。

- 各務 乙彦さん
- 有限会社グローバル・スクエア代表取締役
http://global-square.com/
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