記事・コラム

【連載コラム】

留学と就職の関係性とは-4

2012.06.12

オーストラリア発信の留学センター「オーストラリア留学センター」東京オフィスの坂本岳志氏に話を伺った。

この記事は「留学と就職の関係性とは-3」の続きです。

「コミュニケーション」と言っておりますが、コミュニケーションを取る相手とは一体誰のことなのでしょうか?

それは、世界中の人たちです。

英語でコミュニケーションを取るからと言って、アメリカ人とは限りません。
今や、中国人もタイ人もブラジル人もドイツ人も、ビジネスシーンにおいては英語を使っています。
そして、異なる母国語の人たちが集まると、英語を使ってコミュニケーションを取らざるを得なくなります。
しかし、英語を使うからといって、同じ文化的背景を持っているわけではありません。
考え方も、風習も、仕事のやり方も、みんなバラバラです。
そういった世界中の人たちとコミュニケーションを取るためには、英語だけ学んでも上手くいかないことがあります。

コミュニケーションと留学

日本にいても、英会話学校や英語学習教材等で、英語を学ぶことは可能です。
しかし、違う国の人々とコミュニケーションを取る力は、英語力とは別物です。
ただ英語を話して、言いたいことを言っても、コミュニケーションは成立しないどころか、場合によっては、相手を怒らせてしまい、関係が壊れてし まう可能性もあります。

コミュニケーションを成立させるには、相手がどういった文化的背景を持っているのかを把握した上で、話を進めていかなければなりません。
そのコミュニケーションセンスは一朝一夕で身につくものではなく、多くの外国の方々と接していくことで磨かれていきます。
では、英語とコミュニケーション能力を磨いていく効率的な方法は何でしょうか。

それは、留学です。

理由は単純で、英語の環境で、多くの外国人と接する機会が多いからです。
オーストラリアを取り上げてみても、年間60万人以上の留学生が、アジア地域を始め、世界中から来ています。
毎日、色々な国の人と話して見てください。
言葉に表せなくても、なんとなく、この国の人の傾向はこうだ、ここは気を遣う必要がある、というものが見えてきます。
国や企業も、英語だけではなく、それ以上のものを求めているからこそ、留学に力を入れています。
英語とコミュニケーション力を身につけてきた人が、これからの時代、必要とされてくることは間違いありません。
両方身につけた人は、就職にも有利になってきますし、就職してからも、他の人たちよりも一歩も二歩も抜きんでることができます。
TOEIC(R)で800点、900点取ることも素晴しいことです。
ただ、英語はあくまでも手段である、ということを忘れないで下さい。

坂本岳志さん

坂本岳志さん
オーストラリア留学センター 東京支店
http://www.aswho.com/
中学1年生の後半で英語をあきらめたにも関わらず、大学卒業後にメルボルン大学大学院へ進学。 卒業後は商社に勤務し、様々な国の人たちとビジネスを行う。2011年4月にオーストラリア留学センターに転職。もっと日本人に海外経験を!との思いで日々活動中。

«前の記事へ |  記事・コラム一覧  | 次の記事へ»

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます