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【連載コラム】

【連載1】グローバル社会で求められる「知的創造力」とは?

2015.03.18

最近注目されてきている知的創造力という言葉を聞いてことがあるでしょうか?

現在、世界はこれまでにない速さで変化しています。教育も大きな変革を求められていて、従来の答えのある問題を紐解いていく重要性が薄れ、逆に、自分で答えを作り出していく能力が求められているのです。

知的創造力とは、近年注目されてきたロジカルシンキング(左脳思考)とデザインシンキング(右脳思考)を混ぜ合わせた思考法のことを言います。
現代のグローバル社会では、論理性と創造性の両方が同時に求められてくるのです。この2つは対極なものと認識されますが、実は両輪の輪であり、新しい未来の創造にはどちらが欠けてもいけません。

スティーブ・ジョブズの言葉に、大変印象的なものがあります。
「スタンフォード大学で勉強するのも悪くないが、パリで詩を学ぶことを強く勧める」と。この言葉に、未来において創造的な思考が強く求められることを垣間見ることが出来ます。
確かに、ジョブズは型にはまった先進国エリートに警鐘を鳴らしてきました。しかし、彼はプログラミングや数学などの重要性も同時に叫んできた人物でもあり、論理など左脳的な側面を彼が軽視しているわけではないことが読み取れます。

また、最も革新的な企業と称されるGoogleは、プログラマーを中心に理数系の人間を多く採用している中で、自由なオフィス空間を築き、右脳的な創造性を発揮していけるような企業風土を築いていっています。

イノベーションのメッカ、MITメディアラボも、多様なバックグラウンドを持つ人間を組み合わせることで、従来の左脳的な科学の枠組みを超えてこうと、日々研究が行われています。

知的創造力はトレーニングによって鍛えられます。子供に対しての方が脳に効果的な影響を与えることが出来ると考えられますが、大人になってからも訓練の余地は十分にあり、適切な実践を通してそれなりに知的創造力を鍛えていくことは可能であると考えられます。

本連載では、知的創造力のトレーニング方法についても紹介します。

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