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【連載コラム】

第12回 残り1カ月!旧形式の間に確実にハイスコアを取得する方法

2016.03.02

保呂田友里

YURI 式とは“TOEIC 力”と“英会話力”を同時アップする方法です。
「TOEIC で英語は話せるようにならない」は誤解です。使い方次第で、こんなにも英会話力を身につけるのに“効率的”かつ“合理的”なものはないんです!
英語が苦手でも、英語のセンスなんてなくてもYURI 式なら大丈夫!

【リニューアルまでの残り2回!】

TOEIC公開試験が5月29日実施分からリニューアルされるので、いよいよ旧形式での試験が残すところ3月13日と4月10日の2回となりました。

3月試験まであと10日、4月試験まであと1カ月ちょっとです。
「旧形式の間にハイスコアを取ってしまいたいけど、もう間に合わないよ……」と、諦めかけていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

大丈夫です、諦めないでください!

今回は、残り1カ月ちょっとで確実にスコアアップするために何をすべきか?についてお話しします。

【やるべきことはたった2つ】

まず、「あれもやったほうが……これもやったほうが……」という完璧主義な考えはスッパリ捨ててください。

その代わり、たった2つの「やるべきこと」を確実に実行します。
その2つのこととは、

1. TOEICに出る必要な単語をとにかく覚える。
2.アノ本で文法問題の回答力を身につける(文法知識をつけるだけじゃダメ)。


この2つを着実に実行しさえすれば、今のスコアが何点であれ、700点〜850点までスコアアップ可能です。嘘でもなんでもありません。850点までは、「基礎力」で取れるスコアだからです。

【学習の進め方】

まず1つ目「TOEICに出る必要な単語をとにかく覚える」ですが、私のオススメ本はこちら。

■『新TOEIC テストスーパー英単語』ロバート・ヒルキ他著 1,600 円(税抜)

※TOEICリニューアルに合わせて改訂版が発売されている本も多いですが、現時点で買い替えは不要です。将来新形式のTOEICにチャレンジしていかれる、という方は今後購入を検討されてみてください。

ここで大事なのは、自己流で覚えないこと!
「英単語を見て5秒以内に日本語の意味が思い浮かぶか?」を基準に、わからないものには??マークをつけて、できるだけサクサクと前に進んでいってください。

単語暗記はとにかく挫折しやすい作業です。それは単語暗記が、どの瞬間覚えたかが曖昧な取り留めのない作業なので、つい単語1つ1つに時間をかけすぎてしまうことが原因。だから「覚えたかどうかの基準」を明確にすることが大事なんですね。

1回目より2回目、2回目より3回目……とドンドン楽になっていきますので、とにかく何度も繰り返す。これがホントに大事です。

2つ目、「アノ本たちで文法問題の回答力を身につける」ですが、TOEICはただたくさん問題を解けば力がつくわけではありません。かといって文法知識だけつけてもダメです。 「良い問題をロジカルにじっくり解くこと」。これに尽きます。

「アノ本たち」とはこの3冊です。

■ 800 点以上の方はこれだけでOK!
新TOEIC TEST 900 点特急パート5 & 6 加藤優(著)821 円(税込、以下同)

■ 800 点未満の方はこちらから!
1駅1題 新TOEIC TEST 文法特急 花田徹也(著)821 円
新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編 花田徹也(著)821 円

スコアの上がらない人の特徴として、問題を解くときに“正解できたかどうか?” に一喜一憂して、その後のことをおろそかにしてしまっている、というのがあります。「やってるはずなのに伸びない……」という悪循環に陥るのはこのせいです。

心当たりのある方は、とにかく1問1問解説をじっくり読むクセをつけるようにしてください。そして、「なんでこれが正解なの?これが不正解なの?」という“正解・不正解ロジック”を、時間を気にせずじっくりと理解します。

TOEICに必要な文法知識が怪しいな、という方はこの本の「27の鉄則」を参考にしてみてください。
『新TOEIC TEST 英文法出るとこだけ!』小石裕子著 1,200円

このたった2つのことを着実に実行していただければ、4月の試験までに700〜850点取得は夢ではありません。諦めるのはもったいないですよ!

【パート7対策はしなくて大丈夫なの?】

ここで、「パート7対策はしなくて大丈夫?いつもパート7で時間切れになっちゃうんだけど……」と思われる方もいらっしゃると思いますが、これもよく勘違いをされている方がいらっしゃいます。

パート7が時間切れになるのは「パート7対策が足らないから」ではないんです。 上記でお話しした、基礎力、つまり「単語・語彙」と「文法」があなたにまだ定着していないがゆえに、十分な読解ができていない、読めないから時間がかかるし間違える。 そんなカラクリです。

今回お話しした2つのことを実行いただければ、必ず「パート7が解きやすくなった」という瞬間を味わっていただけます。まずはこの2つのことに集中して取り組んでみられてください。やることを2つだけに絞れば、できそうじゃないですか?

残り1カ月ちょっと、頑張りましょう!


【筆者プロフィール】
保呂田友里 / Yuri Horota
慶応大学・慶応大学院卒。DeLQ it. LLC[デルクイ]CEO 兼CFO。
大学卒業後、国際会計事務所にて外資系事業会社のアカウンティング業務を担当。その後、オンライン英会話のベンチャー企業のビジネス立ち上げサポートを経て、2015 年8月に起業。「YURI 式・英語学習法」(=非帰国子女が最も効率的に英語を話せるようになる方法など)では、雑誌コラム執筆(光文社雑誌「女性自身」、レアジョブ「English Path」、企業内イントラネットなど)、講演会登壇、企業研修、英文法オンラインレッスンなどを行う。
Official FaceBook:https://www.facebook.com/yurihorota
Official Twitter:https://twitter.com/YuriHorota

【監修】
濵崎潤之輔
大学・企業研修講師、書籍編集者
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
明海大学や獨協大学、ファーストリテイリングや楽天銀行、SCSK、エーザイなどの企業でTOEICテスト対策研修講師を務める。
これまでにTOEIC990点(満点)を30回以上取得。TOEICテスト対策合宿・セミナーなども開催。著書に、『TOEICテスト一発逆転 600点!』(KADOKAWA 中経出版)、『とにかく600点突破! TOEIC TEST 大特訓』(ベレ出版)、『新TOEICテスト990点攻略』(旺文社)、『このTOEICテスト本がすごい!』(中経出版)、共著書に『新TOEICテスト全力特急絶対ハイスコア』、『新TOEICテストドリーム特急全パート実戦対策』(朝日新聞出版)、『大学生のためのTOEICテスト入門』(コスモピア)、監修に『TOEICテスト実力養成600問』(語研)、『TOEICテスト英文法プラチナ講義』、『イラスト&ストーリーで忘れない TOEICテストボキャブラリープラチナ5000』」(ジャパンタイムズ)がある。

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