【連載コラム】
日本語を“構造”で把握すれば、英語はマスターできる!-1/3-
2011.08.29
英語も日本語も、すべての言語は〔3 Way System〕という共通の"構造文法"で構成されています。
したがって、この〔3 Way System〕を使えば、日本人も一気に英語をマスターすることができるのです。
ところが日本人はこれまでずっと、英語マスターのためにこの〔3 Way System〕を活用できていないのです。
それはなぜでしょう。
それは"構造支配"と"てにをは支配"という言葉で理解できます。
日本人は"構造力"の欠如によって、英語をマスターすることが難しいのです。
"構造力"とは何でしょう。それは言語を"文の構造"で理解する力です。
次の英文と和文を"文の構造"という視点から比較してみましょう。

英文"Tom loves Mary."の主たる構造上の特徴は以下の通りです。
・語順がS→V→Oである。
・その語順は変更することができない。
・文の構成要素を省略することができない。
和文"トムはメアリーを愛している。"の主たる構造上特徴は以下の通りです。
・標準的な語順がS→O→Vである。
・その語順は変更することができる。
・話の流れによっては、文の構成要素を省略できる。
上記の特徴から導かれることは、
・英語は"文の構造"を変えることができない。
→ 英語は"構造支配"である。
・日本語は、"てにをは"(助詞)があるために、文の構造を自由に変えることができる。
→日本語は"てにをは"支配である。
以上の点からさらに導かれることは、
・英語は"文の構造"を理解せずに、その内容を理解することはできない。
・日本人には"文の構造"を理解するという習性がない。
したがって、日本人が英語をマスターするためには、第1に、現在無意識に使っている日本語を、すべての言語に共通の構造文法である〔3 Way System〕で把握することから始め、言語を"文の構造"で理解する習性を獲得し、そこから日本語と同じく〔3 Way System〕で構成され、しかも"構造支配"である英語にアプローチすることが不可避かつ最速の方法と言えるのです。
それではその〔3 Way System〕とは何でしょう。
その内容は次回、日本語を“構造”で把握すれば、英語はマスターできる!-2/3-でお伝えします。

- 各務 乙彦さん
- 有限会社グローバル・スクエア代表取締役
http://global-square.com/
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