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【連載コラム】

インターナショナルスクールの可能性 その2

2013.12.17

2020年を目処に動き出した国公立大学

2009年に文部科学省は『国際化拠点整備事業(グローバル30)』を採択した。
日本の大学の国際化を推進、2020年を目処に30万人の留学生の受入れを目指す「留学生30万人計画」、留学生にとって魅力ある教育研究環境の整備に乗り出したのだ。

留学生を中心とした動きだったが、英語で学べる環境として帰国生・インター生を含めた進路先となっている。

中心となるのが、英語による授業のみで学位が取得できるコース開講で、グローバル30採択の13大学では、約300コースが用意されている。
東京大学では、2012年に教養学部にPEAK(Programs in English at Komaba)を開設。

当初、国際日本研究コースと国際環境学コースで開始したが、現在、英語で学位取得可能なプログラムは38コースまで増加している。

留学生を中心に門戸を開かれた国公立大学でも、インター生が入学している。
グローバル30に採択された多くの大学では、高大連携とよばれるプログラムを行っているところも多い。

高大連携では、地域の高校生が大学の授業に参加、教授などが高校の授業に出向くことで大学との連携を生み、生徒を伸ばす仕組みだ。

対象は、日本の学校が多いが、そのなかでも日本の学校とインターが合同教育をおこなっている関西学院千里国際キャンパスでは、さらなる相乗効果が出てきている。

国際化拠点整備事業(グローバル30)
http://www.uni.international.mext.go.jp/ja-JP/

寄稿:村田学さん
インターナショナルスクール専門のウェブサイト『インターナショナルスクールタイムズ』の運営者
http://istimes.net/index.html
国内のプリスクール、キンダーガーテン、インターナショナルスクールを主な対象とした調査・研究を行っている。
なかでもインターナショナルスクールの歴史、カリキュラム、運営方法の調査・研究を得意としている。

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