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【連載コラム】

英語を話せる人だけが知っている「20のヒント」3

2011.01.26

カナダ専門留学会社として30年近い実績をもつFSSグループ「FSS-Osaka」の代表を務める森川篤史氏に、英語を話せる人だけが知っている「20のヒント」について伺った。全20回の連載の第3回目。

第3回"簡単"をいっぱい集める

「基本を大切に。」

これらは、学校のクラブ活動やお仕事でもよく聞かれる言葉です。
また、誰もが知っている当たり前の言葉なため、
その大切さを簡単に忘れられてしまう言葉でもあります。

突然ですが、皆さんは、英語学習において
「難しいことを覚える=上達」だと
無意識に思っていませんか?

正直にいうと、私は思っていました。
海外で英語の勉強をしていたころ、早くレベルアップしたいあまり、
"難しいこともどんどん吸収しなければいけない"、と思い込み、手当たり次第に英語を勉強していました。しかし、勉強すればするほど、学んだ事が頭の中に残っていない、会話の時に出てこない、という事実に落胆していました。

その理由が分かったのは、もっと後になってからのことですが、
簡単にいうと、それまで私がしていたのは、
「英語の勉強であり英会話の勉強ではなかった。」からです。

例えば、あなたの目標が、大学合格やTOEICなどのテストでよいスコアを取ることであれば、英語の勉強をするのは大切なことです。そうでないと、大学に合格することもテストでいい点を取ることもできません。
逆に、あなたの目標が、英語を話せるようになることであれば、
簡単なことをたくさん吸収する方がはるかに大切です。

「中学高校、大学で10年間英語を勉強したのに英語が話せない。」
「TOEICで900点あるのに英語が話せない。」

という言葉をよく聞く一方で、

海外に行くと、
「大学も行ってなくてTOEICもそこそこだけど英語が話せる人」もたくさんいます。

その子達の違いは一つ。

簡単な表現をたくさん知っているか、だけです。

私の友人で、今は、翻訳家として活躍する方がいますが、
英語を習い始めた頃、台所の道具全てにネームタグをつけて
英語を学んだそうです。
自分の身の回りにある物から覚えて行ったのですね。

また、朝起きてから家に帰るまでのあなたの行動を表す動詞を学ぶのも、簡単な表現を身につけるいい方法です。
自分の行動に関する言葉なので、覚えやすいという利点もあります。

英会話力を磨きたい方は、上へ上へいこうとするのではなく、下へ下へ掘り下げるような感覚で簡単なことをたくさん学んでください。

その方が使える英語が身につきます。

森川篤史さん

森川篤史さん
FSS-Osaka代表
http://www.fss-osaka.com/

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