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【連載コラム】

英語を話せる人だけが知っている「20のヒント」7

2011.02.24

カナダ専門留学会社として30年近い実績をもつFSSグループ「FSS-Osaka」の代表を務める森川篤史氏に、英語を話せる人だけが知っている「20のヒント」について伺った。全20回の連載の第7回目。

第7回全部理解しようとしない

「相手の言っている事が頭に入ってこない。」
「話していて途中で意味がこんがらがってしまう。」

これらは英語初級者〜中級者によくある悩みごとです。

留学時代、私自身も同じ悩みをもち、"どうすればネイティブの話す言葉をうまくキャッチする事ができるだろう?"と日々頭を悩ませていました。
そんな中、見つけた一つの答えがこの「全部理解しようとしない。」です。

こんなことを言うと、「相手の言うことを一字一句理解しなければ相手の言っていることが正確にわからないじゃないか!」とお叱りを受けそうですが、結論から言って、英語初級者〜中級者の方がネイティブの会話を完全に理解するのはほぼ不可能です。
これは、言葉を覚えたての子供に"私の言葉を全部理解しなさい"といっているのと同じことなのです。こんなことを英会話で試みると、英語が伸びる前に、自信をなくす人・英語が嫌いになる人の方がはるかに多くなるのではないかと思います。

私の言う「全部理解しようとしない」というのは、言い換えると「意識を集中するポイントを覚えておく」ということです。

誰でもご存知の通り、英語は主語の次に述語がきます。
述語が終わるまでには、現在形か過去形か未来形か、はたまた現在完了形か、
そして肯定文か否定文か質問文かまで全て分かってしまいます。
つまり、相手があなたに伝えたいことの主旨は、主語と述語の間に全て詰まっているということです。後は、あなたがどれだけ動詞を知っているかだけの問題です。

つまり、相手の言葉を理解したければ、
まず「主語」と「述語」にだけ集中すればいいのです。

そうすると、言葉全ては理解できなくても、相手の意図するところは理解できるようになります。
相手の意図を理解する事ができれば、なんとか会話を継続することができます。
片言しか話せない外国人の日本語でも、主語と述語が分かれば相手の意図が理解できるのと同じことですね。

まずは、全てを理解しようとするのではなく、主語と述語に意識を集中させて相手の言葉を聞いてみて下さい。
あなたのレベルが上がれば、他の部分も少しずつ理解できるようになります。

森川篤史さん

森川篤史さん
FSS-Osaka代表
http://www.fss-osaka.com/

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