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【連載コラム】

TOEIC で時間内に全問解ききれる人に備わっている“3つの力” 【前篇】

2015.10.21

保呂田友里

YURI 式とは“TOEIC 力”と“英会話力”を同時アップする方法です。
「TOEIC で英語は話せるようにならない」は誤解です。使い方次第で、こんなにも英会話力を身につけるのに“効率的”かつ“合理的”なものはないんです!
英語が苦手でも、英語のセンスなんてなくてもYURI 式なら大丈夫!

【TOEICで時間が足りないとき、あなたの身に起こっていること】

TOEIC で時間が足りないとき、あなたの身に起こっていることがあります。 それが、前回お話ししたこんな“負のスパイラル”です。

(1)わからない文法・単語がたくさん。(2)パート7の長文が読めない。(3)忍耐力・集中力が続かない……。(4)時間が足らない→時間切れ!

実際TOEIC テストでは、リーディングはリスニングに比べてスコアが出にくい仕組みになっています。頑張ってもスコアが上がりにくいのもリーディングセクションです。

先日もある企業で講演を行ったとき、「テスト中に集中力が続かなくなって眠くなってしまうのですが、何か良い方法はありますか?」と質問をされたばかりです。 そのとき私がお答えしたことを今回はお話ししたいと思います。

TOEIC で時間内に全問解ききれる人には、今からお話しする「3つの力」が備わっているのです。

【全問解き切るために必要な力:その1「本当の基礎力」】

まず、負のスパイラルに陥ってしまっている人に絶対的に足らない力がこの“本当の基礎力”と私が呼んでいるものです。

そういうと、「いやいや、基礎力くらいならあるよ……」と、バカにされたように感じる方もいらっしゃいます。しかし!この“本当の基礎力”がちゃんと身についている方はほとんどいない、というのがいろんな英語学習者の方とお話ししている中での実感です。

詳しくは第3回、第4回目の連載でお話をしましたが、“本当の基礎力”というのは、以下の2つをいいます。

(1)単語本1冊、きっちり覚えていますか?(他動詞・動詞の識別、発音記号、派生語もすべて)
(2)英文法の“本質”(その文法を何のために、どうやって使うのか)をちゃんと理解していますか?

いかがでしょうか?

「スコアが停滞してしまって……」とおっしゃるのでそっと探りを入れてみると、TOEICで700 点や800 点のハイスコアを取られている方でも、この2つがきっちりできていない方がほんとに多いのです。
そんなときいつも私は、「他のことは1回忘れてもらって良いので、まずはもう1回単語をきっちりと覚えて、文法の本質的なところを理解するところから集中的に始めてみてください」と言います。

なかなか素直に受け入れてくれる方はいないんですけどね……

というのも、自分に基礎力が不足していることを認めたくないのはもちろん、マジメな方ほど自分のやり方にこだわりを持っていらっしゃるんです。だから、どんなにそれが良いと言われてもなかなか「新しい方法」を取り入れることができない。それで自分のやり方を貫いた結果、「頑張っているのに結果がでない」という状況に陥っていることがよくあるんです。

……これが思うように結果を出せない人が気づけていない盲点です。

そこで皆さんに忠告です。
今の自分のやり方で思うように結果が出ていないなら、その方法を続けている限り同じ結果が続く可能性が高いということを覚えておいてください!現状を変えるためには現状のやり方を捨てる勇気もときに必要になるということなんですね。

ということで、今思うように結果を出せていないのなら、まずはこの英語の“本当の基礎力”が自分にまだ十分に身についていない事実を受け入れてみてください。そして、改めて「基礎力」というものを見直していきましょう。といったって、“本当の基礎力”の習得にはそんなに時間はかかりませんから、ご安心を!

次回は、時間内に解ききるために必要な力の2つ目をお話しします。


【筆者プロフィール】
保呂田友里(ホロタユリ)
慶応義塾大学商学部卒業 慶応義塾大学大学院商学研究科卒業。現在、元ライブドア社長 平松庚三のビジネスパートナーとしてGlobal instaBizをサポートする傍ら、「YURI式・“TOEIC力”と“英会話力”同時アップ法」で雑誌記事連載(光文社「女性自身」、企業内イントラネットなど)、講演会登壇、企業内研修などを行っている。
Official FaceBook:https://www.facebook.com/yurihorota
Official Twitter:https://twitter.com/YuriHorota


【監修】
濵崎潤之輔
大学・企業研修講師、書籍編集者
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
明海大学や獨協大学、ファーストリテイリングや楽天銀行、SCSK、エーザイなどの企業でTOEICテスト対策研修講師を務める。
これまでにTOEIC990点(満点)を30回以上取得。TOEICテスト対策合宿・セミナーなども開催。著書に、『TOEICテスト一発逆転 600点!』(KADOKAWA 中経出版)、『とにかく600点突破! TOEIC TEST 大特訓』(ベレ出版)、『新TOEICテスト990点攻略』(旺文社)、『このTOEICテスト本がすごい!』(中経出版)、共著書に『新TOEICテスト全力特急絶対ハイスコア』、『新TOEICテストドリーム特急全パート実戦対策』(朝日新聞出版)、『大学生のためのTOEICテスト入門』(コスモピア)、監修に『TOEICテスト実力養成600問』(語研)、『TOEICテスト英文法プラチナ講義』、『イラスト&ストーリーで忘れない TOEICテストボキャブラリープラチナ5000』」(ジャパンタイムズ)がある。

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