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日本人の英語レベルは低い【EFによる世界最大規模の英語力調査】

2012.10.24 16:47

EF英語力指標調査(EF EPI)は世界最大の民間教育機関であるイー・エフ・エデュケーション・ファーストにより、世界170万人の成人に対して実施された。
日本のEF EPIスコアは55.14点で、調査が実施された54カ国の中で22位に位置している。
シンガポールより10位下回るが、韓国とほぼ同レベルで、中国や台湾を上回るランクである。
しかし、経済協力開発機構(OECD)の加盟国の平均スコアが58.58点という結果から見ると、日本はそれを下回るレベルということになる。
ただし、日本を地域別で見ると、東京はシンガポールと同等の高スコアであったが、四国、九州地方は英語力が低く、フランスと同レベルという結果になった。

当レポートをまとめたケイト・ベル氏は、「数学と国語は国際的な試験でも優れた結果を残しているにも関わらず、日本人の英語力は他の先進国と比べるとまだまだ劣っている。つまり英語教育に関してはまだ改善が必要だ、ということがわかる。」と述べ、「近年、日本政府は英語教育に非常に力を入れており、多くの人が英語学習に励んでいる。しかし、文法重視で日常生活の中で外国人と接するチャンスが少ないのが現状。また、教師と生徒の立場の違いが会話練習を妨げる要因となり、日本の英語教育の問題に繋がっているのではないか」と指摘した。

一方、地域別や男女別、年齢別でもレベルの差が生じた。
東京では、英語を話す観光客やビジネスマンと多く関わる機会があるため、スコアは他の地域を上回り、総じて、関東は関西よりスコアが高い。
九州と四国はほぼ同レベルで、北海道はそれを上回っている。
男女別では、女性のスコアは男性より少し上回る結果となった。

年齢別スコアを見ると、若年層が一番高く、中、高年の順に徐々に下がっていく傾向が見られた。
これは日本の早期英語教育システムが実を結んだことを示している。
日本政府は英語圏から教師を雇い、学生達の日常場面においての実践的な英語力をアップさせる事に力を注いできた。

しかし、この結果はいったん学校教育システムから離れると、更なる学習を通して自分の英語のスキルを上げていくことが困難だということを示している。
それは英語力が三十代前半から着実に上昇する中国の動向とは対照的である。

EF英語力指標調査(EF EPI)のグローバルレポート及び日本のデータは(http://www.efjapan.co.jp/epi/)を参照。

メディアのお問い合わせはこちらへ。
イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社
担当:小池 浩
電話:03-5774-6206
Email:hiroshi.koike@ef.com
出所:EF Education First
www.efjapan.co.jp/

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