教師も学び続ける!絶え間ないスキルアップが必要だ!
2011.11.11
日本では、学校の先生から「授業以外の諸雑用が忙しくて生徒にきちんと向き合う時間がない」という声をよく聞く。
欧米の学校では職員の役割分担が明確なので、先生が雑用をするということはあまりない。
雑用には雑用専門の職員がいる。
先生が、自分の生徒や授業に集中できる環境が整っているのだ。
教室の掃除も専門の清掃員が行い、生徒や先生が行うことはない。
個人的には日本のように、生徒が自分たちで掃除をするのはよいことだと思うが、何ごとにも合理的な欧米では、生徒にとっても勉強に集中できる環境を整えているのだ。
教師は、生徒のために十分な時間をさくことができるし、よりよい授業を行うための情報収集や自身のスキルアップのために時間を使える。
海外で「先生」という職業の人気が高い理由はそこにあるのかもしれない。
さて、日本はどうか。
雑用に追われている先生には、自分自身のスキルアップの時間などどこにもないのが現状だ。
これは生徒にとっても不幸だ。
学校ではきちんと指導してもらえないから、親が、塾や予備校にお金を払ってでも通わせようとする。
これでは学校は何のためにあるのだろうか。
今すぐ欧米の学校のような環境を整えればいいのかもしれないが、そのためには法改正や予算措置が必要だ。
目の前の生徒にそれまで待ってとは言えない。
今ある環境の中でいかに授業力を高め、生徒との信頼関係を築いていくのかが重要だ。
短時間で効果的な教師用の研修プログラムや教材開発は急務だろう。
プロになったからと言ってトレーニングをやめるスポーツ選手はいない。
教員も同様に、常に情報収集・スキルアップをし続けることが求められている。
[Vol.10 2011秋号掲載]
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