編集長ノート

日本の留学交流の活性化を目指すとして、「グローバル人材5 0 0 0 」プロジェクトが動き始めた。
大学や国際交流団体などが協力して留学経験者のオンラインコミュニティーを構築し、様々なバックグラウンドを持った人たちの体験談を聞くだけでなく、直接交流できるシステムを構築するという。
奨学金などの実質的なサポートではなく、体験者のリアルな声を聞き、気持ちの面で留学をサポートするサービスだ。

私自身、留学を決めたキッカケが同じ中学校の先輩が留学したことだ。
今まで留学なんて自分とは違う世界の人たちの事だと思っていたのが、近しい環境で育った身近な人が留学をしたことで、一気に近いものになった。
地元から離れることすら考えたこともなかった私が、高校留学をした先輩の話を聞いた時の衝撃は今でも覚えている。

日本人の特性の一つでもあるのかもしれないが「空気感」というものが大きく影響するのだ。自分と近しい人は信用できるし、みんながやっていることは自分もやりたくなる。
そんな「空気感」が人を動かすこともある。留学人口が減っている今、留学に行く「空気感」をいかに作りだせるのか。
グローバル人材5 0 0 0 の活動はまさにそこにチャレンジしているのではないだろうか。

編集長プロフィール

天野智之

天野智之

15歳で単身ニュージーランドの高校へ留学。高校卒業後に渡米、カリフォルニア州立大学で学位を取得。その後日本へ帰国し、会社員を経て起業。
「海外から見た日本の教育」という視点で日本の教育制度にもの申す!

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