編集長ノート

国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の発表によると、2013年度のTOEICテスト受験者総数は約236マ人で過去最高を更新した(前年度約230万人)。英検、IELTS,TOEFL,BULATSなどの英語試験も軒並み受験者数増加の傾向だ。グローバル化の流れの中で、語学力、特に英語力が求められていることの表れだろう。

 しかし、2014年7月16日にIIBCが発表した世界の受検者数のアンケート結果が私は気になった。TOEICテストの日本人の平均スコアは512年で、48カ国中40位にとどまっていたというのだ。韓国は30位で平均スコアは632点。120点も差が開いている。
 そろそろ本気で英語教育を変えないと日本はますます世界から取り残されそうだ。

 語学は日々使わないと身につかない。筋力トレーニングと一緒で、繰り返し練習することが必要だ。しかも習得には長い時間がかかる。留学をして英語だけの生活をしても短期間でペラペラになる人などいないのだ。英語の上達法、それは大量のインプットとアウトプットに尽きる。だが、日本で生活している限り英語に触れる機会はほとんどない。だからこそ英語学習においては、どれだけ本物の英語に触れ、アウトプットするかが重要になる。

 「聞き流すだけで」「わずか○カ月で」といった安易な学習法に飛びつくのはそろそろ終わりにしよう。本気で英語に取り組む意識が必要だ。

編集長プロフィール

天野智之

天野智之

15歳で単身ニュージーランドの高校へ留学。高校卒業後に渡米、カリフォルニア州立大学で学位を取得。その後日本へ帰国し、会社員を経て起業。
「海外から見た日本の教育」という視点で日本の教育制度にもの申す!

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