編集長ノート

今回はある1つの視点からグローバル化について考えてみたいと思う。
その視点とは・・・「パスポート保有率」だ。

人材育成事業を行っている一般社団法人 グローバル教育推進プロジェクトの事務局長辰野まどか氏も警鐘を鳴らすのが、日本人のパスポート保有率約24%しかないという現状だ。
世界的にみると、日本のパスポートはとても強い。
強いというのはどういうことかというと、日本人はビザなしで170カ国に行けるのだ。これは世界では4番目に多い数だ。1位はイギリス、フィンランド、スウェーデンの3国で173カ国。
ヨーロッパはシェンゲン協定として、ヨーロッパ内の国家間はビザなしで行き来できる協定があることを考えると、日本のパスポートは最も強いパスポートの1つと考えても良いだろう。
ビザなしで他国に入れるということは、それだけ日本が信頼されていて、経済的にも大きな影響があるからだ。

しかし前述のように、日本のパスポート保有率は4人に1人と非常に低い。アメリカ人のパスポート保有率は約35%と、日本よりは多いが先進国にしては低い。
例えばイギリスは70%、カナダは約60%がパスポートを保有していると言う。
日本とアメリカは両国とも外国語が苦手な国民としても知られているように、海外とのつながりが薄い国であるといえる。

アメリカは「英語」という世界共通語を使えるという圧倒的な強みと、世界第1位の経済力があるが、日本はその強みが無い。
アメリカの真似をしていては本当のグローバル化に追い付けないのだ。
近年はアジアやアフリカなどの地域も注目されているが、もっと世界に目を向け、他国に負けないグローバルな日本を目指していきたい。

編集長プロフィール

天野智之

天野智之

15歳で単身ニュージーランドの高校へ留学。高校卒業後に渡米、カリフォルニア州立大学で学位を取得。その後日本へ帰国し、会社員を経て起業。
「海外から見た日本の教育」という視点で日本の教育制度にもの申す!

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