教育ニュース

【人材育成】

オーストラリア政府による、グローバル人材育成が始動

2011.06.24 16:40

「ステップアップinオーストラリア」の記者発表が、2011年6月10日(金)、都内にあるオーストラリア大使館にて行われた。

昨今、若者の内向き志向がよく取り上げられるなか、企業のグローバル化そしてグローバル人材のニーズは急増している。
「ステップアップinオーストラリア」は、「多文化・多民族国家のオーストラリアで、若い世代に語学力だけでなく、異文化コミュニケーション力も含めた真の国際力を身に付けさる」という具体的な目的を掲げている。

オーストラリア貿易促進庁日本局長の堀和典氏は、オーストラリアの「治安のよさ」「日本との時差がほとんどない」「英語圏である」といった優位点を挙げ、教育機関の質の高さなどをアピールした。
短期語学研修を合わせた教育旅行でオーストラリアを訪れる中高生は年間4万人以上になり、日本の海外教育旅行市場で、ここ数年連続して1位となっていると述べた。
東日本大震災後、日豪双方の旅行者が激減したが、教育旅行市場は減少幅が小さく比較的安定しているという。

講演とパネルディスカッションのゲストとして、脳科学者の茂木健一郎氏をはじめ、アサヒビール人事部研修採用チーム主任のロビン・シャンカー氏、ディスコ代表取締役社長の夏井丈俊氏、早稲田大学国際教養学部教授のクリストファー・ポカリア氏が登壇した。

茂木氏は「英語で考えて英語でコミュニケーションするというノウハウは、申し訳ないけど日本の教育機関には期待できない」 と辛辣な意見で会場を盛り上げた。
また、「クリティカル・シンキングが大事で、現状をただ肯定的に見るのではなく、現状を批判する時にも無責任な批判をするだけでなく、自分で考えて行動するべき。自分で考えることは英語の文化とつながっている。英語を学ぶだけなら国内でもできる」と、留学や研修を通じて英語以外のことも肌で経験する必要性を訴えた。

[キンジロー編集部]

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